加工食品は肥満にも影響する

どれだけ加工食品に頼っているか?

私たちが普段食べている食品には、人間の手がたいへんたくさんかかっています。ごく簡単な食べ物、例えば「バターとジャムを塗ったトースト」を例にして考えてみましょう。

「まず、小麦を挽いて小麦粉を作り精製します。イーストなどを加え生地を作りパンを焼きます。これをスライスし、さらにトーストします。バターは牛乳を加工して作ります。「牛乳は自然の食品じゃないのか?」と思われるかもしれませんが、残念ながら、それは子牛にとっての話です。

「バターは牛乳を低温殺菌、均質化、加熱し、固形の状態に仕上げ、製造後は腐らないように冷蔵します。ジャムは果物を砂糖といっしょに煮て作ります。この砂糖を精製・加工された加工食品です。

どうです。ごく簡単な食べ物にも、人間の手がたくさん加わっていることが分かるでしょう。
「手を加えることで食品の質がよくなるのだから、いいのではないか?」と思いますか?でも、本当にそれで質は向上しているのでしょうか?それは私たちの単なる思い込み、「猿の修理工」の入れ知恵であって、本当は人間の手が加わることで、栄養素は破壊されているのではないでしょうか?(この点については後ほど詳しく考えてみることにします)。

加工食品

この二、三日に何を食べたか思い返してみてください。自然の食物はどれだけありましたか?ほとんどなかったのではないですか?自然はたくさんの恵みを私たちに与えてくれますが、実際に我々が自然のままの状態で摂取する食品の量はほんのわずかなのです。

採取物のバラエティーを増やす

生き物は肉食動物、草食動物、雑食動物に分けられます。雑食動物のなかには、ヤギのようにほとんどどんな物でも食べられる動物もいますが、人間ほどバラエティーに富んだ食習慣を持つ動物はいません。「人間は未知の食物を発見し、採取、捕獲、栽培、保存、調理、調味、精製、混合するという知性を持ち合わせているからです。

「動物は進化の過程で、より多くの食物を見つけ、確実に採取できるよう外見を変化させてきました。それにあわせて消化器官も複雑な構造に発達しました。その結果、ヤギの内臓はどの動物にも負けないぐらい強くなりましたが、摂取物のバラエティーの点ではやはり人間が一番です。

雑食動物でも一回の食事には一種類の食物しか食べないのに対し、我々は一回の食事に何品もの料理を食べ、その各料理も様々な食品と各種ソース・調味料からなっており、一口食べる中にも複数の食品が入っているのが普通です。そして、その一口を飲み込んでしまえば、あと自然の食物」を食べるようにできているは放っておいても内臓が処理してくれます。「人間の消化器官はそのような食習慣に合わせて発達してきたのだから、それでいいではないか」と思いますか?
「もし、あなたの車がガス欠になったとします。その時、私がこう言ったらあなたはどう反応するでしょうか?「車はガソリンと空気で走るんだ。確かトランクにプラスチックのバケツが入っていたよね。プラスチックもガソリンと同じ石油からできているんだから、あのバケツを切り刻んでタンクに詰めて、そこに空気を送り込んだらどうだろう」「私の頭がおかしくなったと思うんじゃないですか?こんなナンセンスな話はありませんよね。

でも、私たちは自分の体に関しては、一生を通じてこれと同じことをしているのです。イージーウェイではこれを「プラスチックのバケツ症候群」と呼ぶことにします。